【WordPress】オリジナルテーマが完成してから公開するまでに実際にやったこと
どうも、ナツリンです。
WordPressのオリジナルテーマを独学で制作した方法をこれまで紹介してきて、前回の記事ではPHPファイルを完成させるところまでを書きました。
今回はそんなオリジナルテーマ制作体験談シリーズの最終回になります。実はテーマが完成してから本番環境で公開するまでに、いくつかやったことがあるのです。そんな最終段階での実体験を書いていきますので、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです!
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テーマが完成してから公開するまでにやったこと
私はオリジナルテーマが完成してもすぐに公開はしませんでした。
開発環境の中でいくつか記事を書いてみて、公開する前に投稿のストックを作っておいたり、修正が必要な箇所の洗い出しを行ったりしたのです。
1. 開発環境の中で記事の作成
まずLocalという開発環境の中で20記事ほど書いてみました。
「記事がいくつかある状態で公開したかったこと」と、実際に記事を書いてみて「修正や改善が必要な箇所の洗い出しをしたかったこと」が主な理由です。
実際に記事を書いてみると、「SEO目的のプラグインを導入したら、サイトのtitleタグが重複して表示されてしまった」という修正が必要な箇所や、「ここのフォントサイズはもう少し小さくしたいな」という改善が必要な箇所が見えてきました。
完璧なテーマをつくったつもりでも、実際に使用してみると直したい箇所が出てくるものなので、そういった修正・改善が必要な箇所の洗い出しを行っていきました。
2. 修正・改善が必要な箇所の区分け
修正や改善が必要な箇所をリストアップしたら、それぞれ「公開する前に修正した方が良いのか」「公開した後で直せばよいのか」、区分けをしました。
たとえば「titleタグが重複して表示されてしまう現象」は、SEO的に良くない状態なので早めに直した方が良く、「公開前に修正するべき箇所」になります。一方で「フォントサイズをもう少し小さくしたい箇所」は細かなデザインのこだわりなので、「公開後に修正しても問題ない箇所」になります。
このようにリストアップした箇所に修正の優先度をつけていきました。
3. 修正が必要な箇所の対応
次に、公開前に直した方が良いと判断した箇所を修正していきました。
一度オリジナルテーマを公開してしまうと、常に誰かが記事を読んでいる可能性がある状態になるため、自由な修正がしにくくなってしまいます。そのため、特に影響範囲が大きい箇所はこの段階で直しておいた方が良いのです。
といっても、そこまで危機的な箇所はなかったので、修正は1週間くらいで終わらせることができました。
4. 最終調整
最後に、公開しても問題がないかどうか最終確認を行いました。
ちゃんと修正できているかという確認はもちろんですが、文章のスタイルやアイキャッチ画像のデザインなど、全体的なトーンに問題がないかどうかも確認していきます。
自分の見せ方的な部分は、ブログを続けていく中で改善していくことものできるのですが、公開前だと誰にも見られていないという心理的な安心状態にあるので、自由に試したり、調整したりしやすかったです。
充分な確認できたら、作成したオリジナルテーマと記事を本番環境にコピーして、無事にオリジナルテーマを公開させることができました。
まとめ
WordPressのオリジナルテーマが完成してから公開するまでに、私が実際に行ったことは以上になります。
これまで「WordPressのオリジナルテーマを独学で制作した実際の手順」をシリーズとして書いてきましたが、今回が最終回になります。
超不器用人間で、HTML・CSS・デザインなどを勉強するのに何年も費やしてきた私が、ようやく一人でオリジナルテーマを作成することができたのは、自分の中で大きな自信になりました。そんな私の経験が、同じように「オリジナルテーマをつくってみたいけど、不器用だしどうしたらいいのかわからない」と感じている方の役に立てたらいいなと思っています。
今後もその時々で経験したことや考えたこと、ハマったことについて書いていくので、お付き合いいただけたら嬉しいです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!
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