私が訪れたのは、1977年に上野で開業した喫茶店「Coffee Shop ギャラン」。
昭和ゴージャスな雰囲気が魅力的で、観光客から地元の老若男女まで、幅広い人々に愛されている喫茶店です。
今回の投稿では、ギャランの名にふさわしい華やかでレトロなその魅力を、1つひとつ紐解いていきたいと思います✨
▼ギャランが掲載されている本
ネオンが灯る昭和レトロな看板
日曜日の午前、JR上野駅から2分ほど歩いたところに、「Coffee Shop ギャラン」と書かれたネオンの看板を発見しました。
出会った瞬間から心を掴む、ギラギラとしたキャバレーのような雰囲気。
コーヒーフロートやパフェ、オムライスなどの食品サンプルが懐かしく、今時のカフェとは一味違った魅力に胸がときめきます。
階段を登ると、天井には無数の電球が光っていることに気が付きました。
派手なセンスがバブル時代を彷彿させます。
踊り場にある街灯形の看板も、時代を感じさせて素敵ですね。
外観から階段の天井、踊り場に至るまで、丁寧に作り上げられたギャランの世界観に、長年続く喫茶店ならではのこだわりが感じられました。
バブル期を彷彿させる豪華な店内
店内に入ると、シャンデリアが煌めく昭和ゴージャスな空間に圧倒されました。
真紅のソファーや観葉植物も、リッチな雰囲気を演出しています。
豪華繚乱な空間に、レトロな昭和の歌謡曲が流れているギャップが、何とも独特です。
バブル期のような雰囲気に惹きつけられる人が多いのか、私が訪れた日曜日の午前10時頃にはすでに1組の先客が待ってる状態。
私は10分ほどしてから席に座ることができました。
ギャランは令和にしては珍しく全面喫煙可の喫茶店なので、店内は喫煙者たちでごった返していました。
周りを見渡すと、客層の幅が広いことに気が付きます。
常連のシニアや、ヤンチャそうなお兄さんたち、カップルや家族まで、さまざまな人が本を読んだり、タバコを吸ったり、思い思いの時間を楽しんでいました。
上野の雑多さを凝縮したようなゴチャ混ぜ感こそ、ギャランの最大の魅力なのでしょう。
ギャランのメニュー
食事のメニューが充実してることも、ギャランの魅力の1つ。
8:00~14:00(土日祝日は13:00まで)の時間帯はセットメニューの注文ができます。
ナポリタンやオムライスが、サラダとドリンク付きで1,100円という安さは、何とも魅力的。
トーストなどの定番メニューやパフェなどのスイーツも豊富なので、お茶の時間や、夕飯後のデザートの時間にも楽しむことができそうです。
この日は喫茶店らしいメニューを食べたくて、ナポリタンとホットコーヒーを注文しました。
ナポリタンとホットコーヒー
ほどなくすると、ホットコーヒーが運ばれてきました。
混雑によりナポリタンができるまで20分ほどかかると聞いていたため、待っている間はコーヒーを楽しみます。
ホットコーヒーはしっかりとした苦味があり、酸味が少なくて飲みやすい味。
1杯で充分に満足することができました。
ホットコーヒーに満足した頃に、ナポリタンが運ばれてきました。
昭和レトロな喫茶店によく似合う、トマトケチャップがたっぷりのナポリタン。
見た目から王道の美味しさであることが容易に想像できます。
口に入れると、濃厚なケチャップの風味と、もちもちとしたパスタの食感が何とも絶品。
チーズを振りかけると濃厚さが増して、さらに美味しくなりました。
ナポリタンの懐かしい見た目と絶品の味に、大満足することができました!
店舗情報
昭和ゴージャスな雰囲気と絶品メニューが愛される、上野の喫茶店「Coffee Shop ギャラン」。
タバコを吸ったり、本を読んだり、はたまた友人とお喋りを楽しんだり。
各々が自由な時間を楽しめる、上野のオアシスのような存在であることを実感しました。
上野の雑多さに似つかわしく、これからも多種多様な人々に愛され続けることでしょう。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました😊
Coffee Shop ギャラン
- 住所 : 〒110-0005 東京都台東区上野6丁目14−4
- アクセス: JR上野駅より徒歩2分
- 営業時間: 8:00~23:00
- 定休日 : 年中無休
- 座席数 : 75席
- 喫煙 : 全席喫煙可
- サイト : 食べログ
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