こんにちは!
先週末は、日本茶インストラクターの和多田 喜(わただ よし)さんが経営する、
日本茶の専門店「表参道 茶茶の間」に行ってきました。
お茶の奥深さにどっぷりと浸かり、素敵な時間を過ごすことができたので、
本日は「表参道 茶茶の間」について、お伝えしたいと思います😇
▼茶茶の間が掲載されている本
茶茶の間ってどんなお店?
表参道 茶茶の間は、
日本茶インストラクターの資格をもつ和多田 喜(わただ よし)さんが、
日本茶の新しい楽しみ方を提案することを目的として、2005年に開業した日本茶の専門店です。
和多田さんは、日本茶ソムリエとしてカフェで呈茶を行う他に、日本茶講座を開催するなど、
お茶の楽しみ方を広めるために、精力的な活動をされています。
ここで、私が感じた「茶茶の間」の特徴を3つ、ご紹介したいと思います!
特徴① 茶葉
茶茶の間では、
茶畑から仕上げの工程まで、丁寧に作られた茶葉を、厳選して使用しています。
「単一農園、単一茶種」へのこだわりも、他店にはない特徴です。
茶茶の間では、そのお茶だけがもつ味と香りを、深く味わうことができるのです。
特徴② 淹れ方
茶茶の間では、同じ茶葉から1つの急須を使って、様々なお茶の味わいを楽しむことができます。
日本茶ソムリエが、水の温度や浸出時間、水量などを調整することによって、
それぞれのお茶の個性を活かした呈茶を行ってくれるのです。
また、ソムリエがカウンターでお茶を淹れる様子を眺めることができるので、
お茶文化への興味がより一層掻き立てられることでしょう。
特徴③ 茶器
茶茶の間では、同じお茶を様々な器で楽しむこともできます。
私も実際に試してみたのですが、
飲み口が小さい器だと苦味を強く感じたり、飲み口が大きい器だと、やさしい味に感じたり。
器によって香りと味わいがこんなにも変わるものなのかと、驚きを感じました。
茶茶の間は、
お茶の味わいは、茶葉や淹れ方だけではなく、
器を変えるだけでも多彩に変化するのだということを、教えてくれるカフェなのです。
茶茶の間に行った感想
ここからは、実際に茶茶の間に行った感想をお伝えしたいと思います!
予約システム
茶茶の間は、ゆったりとしたお茶の時間を提供するために、席の予約を必須としています。
ネットの事前予約は受け付けておらず、
店先の「お席表」の希望する時間帯に名前を記載することで、予約をすることが可能です。
(2022年11月時点での情報です。気になる方は、ホームページで最新情報をチェックしてくださいね!)
私は午後12時に到着し、13時〜の席に名前を記入しました。
予約した時間までは、お店を離れて表参道をぶらぶらと散歩してOKです!
ずっと並んで待つ必要がないので、とても効率的な良いシステムですよね😊
店内の様子
予約時間にお店に戻ると、スタッフの方が声を掛けてくれます。
店内に入ると、木のぬくもりが感じられる温かな空間に、
たくさんの急須や茶器が並べられていました。
予約システムのおかげで、店内は人が少なく、静かで落ち着いた雰囲気。
日本茶を味わうのにピッタリな空間が作り上げられていました!
お茶のコース「かさね」セット
私が注文したのは、
同じ茶葉を様々な淹れ方で楽しむことができる、コースのような呈茶「かさね」セット。
注文後には、使用される茶葉「流星」について書かれた紙と、「かさね」の概要について書かれた紙を手渡していただけます。
こちらのセットでは、
❶お茶のエッセンス
❷冷茶
❸煎茶
❹好きな器で楽しむお茶
と、4つの淹れ方でお茶を楽しむことができます!
❶お茶のエッセンス
1煎目は、濃厚なお茶のエッセンス。
小さな器に注がれた、少量のお茶が運ばれてきました。
こちらのお茶、透き通った見た目に対して、口に含むと濃厚な苦味に驚きました。
苦味の中に感じる、自然な旨味の後味。
これがお茶本来の味なのかと、初めて知ることができました。
❷冷茶
2煎目には、1煎目と同じ茶葉を使用して作られた冷茶が運ばれてきました。
小さなグラスに注がれた、透き通るような冷たい日本茶。
味わいは、日本の夏を感じるような爽やかさ。
同じ茶葉でも、淹れ方によってこんなにも味わいが変化するものなのかと、驚きました!
❸煎茶
3煎目には、1〜2煎目と同じ茶葉を使用した、温かな日本茶が運ばれてきました。
器に顔を近づけると、ほっとするような、豊かなお茶の香り。
口に含むと、今まで以上にお茶の旨味が感じられました。
水の温度を上げて淹れることで、
よりお茶の個性を楽しむことができるのだということを、教わったように思います。
❹好きな器で楽しむお茶
4煎目には、ティーポットに入った煎茶が運ばれてきました。
こちらの煎茶を、1〜3煎で使用した器に淹れていただくのですが、
小さな器に淹れるとお茶の苦味が強く感じられ、
大きな器に淹れると豊かな旨味が広がるように感じられました。
お茶の味って、淹れる器によっても変わるんですね。
本当に、お茶の世界って奥深い!
お茶のスイーツ「茶茶の抹茶プレート 2022」
日本茶専門店に来たのだから、抹茶のスイーツも楽しみたい!!
ということで、茶茶の間のスイーツを一通り楽しむことができる、プレートのセットを注文しました。
こちらのプレートでは、
❶抹茶チーズケーキ
❷抹茶生チョコ
❸抹茶アイス・バニラアイス
❹お茶ゼリーのせ抹茶ババロア
の4つのスイーツをいただくことができます。
茶茶の間のスイーツは、お茶と合うように、甘さを控えめにして繊細な抹茶の味わいを活かしたもの。
どれも抹茶好きにはたまらないお味だったので、感想をお伝えしたいと思います…!
❶ ミニ抹茶チーズケーキ
抹茶とチーズの組み合わせ、今回初めていただきました!
抹茶のスポンジの上に、濃厚なベイクドチーズが、その上には豊かな抹茶のムースが乗っていました。
口の中に入れると、抹茶とチーズが本当に合う。
お互いの良さを引き立てるような、素晴らしいお味でした🥰
❷抹茶生チョコ
こちらの生チョコは、抹茶好きにはたまらない、濃厚な抹茶感を楽しむことができます!
生チョコの上には抹茶パウダーが掛けられていて、これでもかという程の抹茶感。
4種類のスイーツの中でも、一番抹茶ならではの風味を味わうことができるものだと思います。
❸抹茶アイス・バニラアイス
抹茶好きなら、アイスを買うときについつい買ってしまう、抹茶味。
茶茶の間の抹茶アイスは、抹茶の甘みが感じられる、王道のお味。
バニラアイスと組み合わせることで、王道の抹茶スイーツ感を楽しむことができました!
❹お茶ゼリーのせ抹茶ババロア
しっとりとした抹茶ムースが繊細な味のババロア。
煎茶を砕いて混ぜ込んだ、爽やかな風味の煎茶ゼリーがトッピングされており、
すっきりとした味わいです。
濃く、温かな煎茶と合うスイーツでした😇
店舗情報
本日は、日本茶専門店「表参道 茶茶の間」について、書かせていただきましたが、
いかがでしたでしょうか?
利益ばかりを目的とすることが多い現代の中で、
予約制を取って1日に接客できる人数を限定し、顧客1人1人に、丁寧にお茶と向き合う時間を提供する茶茶の間は、希少なお店だと思います。
「カフェでの呈茶をきっかけにお茶を好きになって欲しい」
そんな思いが強く感じられるお店でした。
店内では茶葉の販売も行われているので、気に入ったお茶を自宅で楽しむのもいいですよね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の投稿をお楽しみに🥰
▼茶茶の間が掲載されている本
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