こんにちは、凛子です🤗
先日は、念願だった「資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ」に行ってきました…!
究極の美しさを誇るパフェの美味しさはもちろんのこと、
建物の存在感や内観の美しさは、
120年の歴史をもつ資生堂パーラーならではのもので、圧巻でした。
本日は、資生堂パーラーに行った感想を、お話していこうと思います!!
▼資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェが掲載されている本
資生堂パーラーとは
資生堂といえば化粧品で有名ですが、
日本初の民間洋風調剤薬局として、
1872年に、東京・銀座の地に誕生した起源をもつことを、ご存知でしょうか?
(なんと創業の地は、現在の東京銀座資生堂ビルの所在地です)
資生堂の名は、
中国の古典「易経」の「大地の徳はなんと素晴らしいものであろうか。すべてのものは、ここから生まれる」という意味の一節に由来しています。
人々の生活の中に新たな価値を生み出そうとする決意が感じられますね。
資生堂パーラーは、
資生堂薬局の一角で、日本初のソーダ水と、まだ珍しかったアイスクリームの製造と販売を行う「ソーダファウンテン」として、1902年(明治35年)に誕生しました。
創業者の強い本物思考の信念により、
機械一式から、グラス、スプーン、シロップに至るまで、アメリカから輸入したものが使用されるほど、当初から徹底したこだわり様だったそうです。
現在でも、
「アイスクリームソーダ」のレシピは職人に大切に受け継がれており、
資生堂パーラーの精神である “伝統と革新” を体現するメニューとなっています。
近年では伝統フレーバーである「レモン」「オレンジ」に加えて、
季節のフルーツを使用したものや、土地にちなんだ「新橋色」、そして低糖質のメニューが登場することもあるのだそうです。
今回、私がいただいたストロベリーパフェも、
1958年のメニューに記載があるほど歴史が古く、
飲料長が自ら産地に赴いて、その時期に一番美味しいイチゴを仕入れるほど、思い入れのあるメニューだといいます。
資生堂の歴史、
1つ1つのメニューの歴史を知ると、
その奥深さに底知れない魅力を感じてしまいますね…!
店の外観
資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェは、
資生堂創業の地である、東京銀座資生堂ビルの3階にあります。
東京銀座資生堂ビルは、
スペインの世界的建築家、リカルド・ボフィル氏の設計により竣工されたものです。
かつての銀座レンガ街をイメージした色合いの外観が、
温かさと美しさを合わせもち、
唯一無二の存在感を放っています。
1階が洋菓子販売のショップ、
3階がカフェ、
4・5階がレストラン、
さらに上の階には多目的ホールやバーなどが入っており、
食と文化の情報の発信地として、多彩な魅力を放つ建物となっています。
外観からも、
煌めくような革新的な魅力が溢れていて、入店前からワクワクした気持ちになりました!
順番待ちシステム
私は日曜日の10時45分頃、
開店時間の15分前に到着しましたが、
到着したときにはすでに外に10名ほどの列が出来ていました。
建物の中に入り、
検温を済ませてカフェ利用が目的であることを伝えると、
整理券を渡されて、順番が来るまでは外で自由に待機してよいことを伝えられます。
私は近くのエクセルシオールカフェで時間を潰しましたが、
30分ほどで順番が回ってきたので、
銀座をぶらつくだけでも、充分時間が潰せると思いますよ!
(混雑時はカフェの利用が90分に制限されているため、想像以上に回転率が良いのです😳)
店の内観
30分待ってついに、
資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェに入店です!
3階のカフェに行くには、
専用のエスカレーターを使用するのですが…
これが本当に特別感があります😭
エスカレーターは行き専用で、
帰りはエレベーターを使用して降りることになるのですが、
入店時だけの粋な図らいや、
体験までもデザインする姿勢。
さすが世界に誇る資生堂だと、感心してしまいますね…
そして、
カフェの内観もとても素敵でした。
内観は
テラコッタピンクで統一されており、
花の形をしたライトや、
繊細な細さのスタンド照明が、
アールヌーボーの美しさを感じさせます。
1つ1つのテーブルに敷かれた資生堂オリジナルのテーブルクロスの上には、
週に2回取り替えられる、小さな花が生けられています。
素敵な空間で、丁寧な接客をしてくれる、かわいらしい制服を着た店員さんたち。
お客さんも皆んな和やかで、笑顔が溢れる幸せなカフェ。
そんな印象を受ける空間でした。
ストロベリーパフェ
今回私が注文したのは、
ストロベリーパフェのドリンクセットです。
ストロベリーパフェは、
1958年のメニューに記載があるほど歴史が古く、
飲料長自らが産地に趣き、その時期に一番美味しいイチゴを使用するほど、
思い入れの強いメニューなのだそうです。
また、
どの角度から見ても美しい “クラウンスタイル” と呼ばれる王冠型の盛りつけにもこだわりが見られます。
ストロベリーパフェは、
美味しいイチゴと、自家製のアイスクリームを楽しむことができる、
究極にシンプルな一品という印象でした。
そのお味は、
イチゴとバニラアイスクリーム、生クリーム、そしてイチゴを潰して作った果肉ソースが見事なバランスで、
1つ1つの素材の上質さを、最後まで楽しむことが出来ました。
資生堂パーラーに訪れた際には、一度は食べてみることをお勧めします!
店舗情報
今回は、
資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェについてお話ししましたが、いかがだったでしょうか?
120年続く伝統と革新の歴史に、
私自身、語り尽くせないほどワクワクした気持ちになりました。
資生堂パーラー始まりのメニューであるアイスクリームソーダや、
その季節ならではのスイーツも、味わってみたいです。
この記事がきっかけとなって、
資生堂パーラーに興味をもってくださる方が増えたら、嬉しい限りです!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました🌼
また次回の投稿をお楽しみに〜😇
資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ
- 創業 : 1902年(明治35年)
- 住所 : 〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3F
- アクセス: 銀座駅から徒歩7分、新橋駅から徒歩5分
- 営業時間: 火~土曜日 11:00~21:00 (L.O.20:30)、日曜日・祝日 11:00~20:00 (L.O.19:30)
- 定休日 : 月曜日(祝日は営業)、年末年始
- 座席数 : 46席
- 喫煙 : 全席禁煙
- サイト : 食べログ
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